宇陀 蕎麦・菜食 一如庵  リベンジしました

宇陀には美味しいお蕎麦屋さんが何軒もある。一如庵さんはその一軒で、こちらはどこまでも店主のこだわり、食への一貫した思いが伝わってくるお店だ。

本当に辺りには何もない山の中にあるので、車で来る以外に交通手段はなさそうだ。それでも訪れた日曜日、お昼に遅すぎるという時間でもなかったと思うがすでにほぼ売り切れで、なんとか最後のせいろ2枚に夫婦でありついた。ほとんどの客は予約を入れているようだった。

こちらのお薦めの野菜のてんぷらはすでに売り切れていて、せいろだけをいただいたが、出される食器、お茶、室礼のすべてに優しいけれど揺るがない主張を感じ、それはとても心地よいことだった。

私たちで完売となった後も何人も来店していてどこにあろうと良いお店は人気があるのだなあ。。。と実感。

お蕎麦もとても繊細で美味しく、店内の様子を楽しみながら次に来るときは予約して野菜の天せいろを絶対に食べよう、と思って店を後にした。

後日談

そしてつい先日友人夫妻の案内も兼ねてリベンジ。今回は事前にランチ7000円のコースを予約していきました!
予約の電話の時にコースの内容を「どんな感じですか?(品数とか内容とかを聞いたつもり)」と伺ったらご主人が「いい感じです!」と答えられ、「分かりました!」と予約(笑)

お料理の野暮な説明はしないことに。行って食べなきゃわからない。頑張って榛原まで行った人だけが食べられるご馳走だった。友人夫妻はビジネスレベルの会食で東京などであちこち行き倒しているのに「ここ数年で一番だった!」と喜んでくれて、連れて行った甲斐があった。

ほんの一部の写真

黒枝豆などを蓮根ではさんで揚げてある
なんと、梅つゆで食べる蕎麦 はああ~~


「いざいざ奈良」にも紹介されていました
https://nara.jr-central.co.jp/kankou/article/0108/

この記事を書いた人

Chrononaut M

慶應義塾大学文学部史学科卒、コロンビア大学ティーチャーズカレッジ英語教授法(TESOL) 修士。Q-Leap株式会社 取締役
2024年に東京から奈良に転居。

外資2社に計10年ほど勤務。その間Chicago、NY、Geneveに計4年駐在。結婚と子育てで一旦仕事を離れ、10年間の専業主婦時代を過ごす。3人の子育て中に再度社会に戻るために本格的に英語をやり直し、2011年にコロンビア大学ティーチャーズカレッジでTESOLを取得、

2014年にビジネス英語研修会社 Q-Leap を愛場吉子と共同設立。企業のエクゼクティブ担当として数多くのプライベートレッスンを現在も手がけている。Q-Leapは今年設立10年を迎えた。「明日の日本代表に真の英語力を!」がスローガン。

コロナ禍にほぼ全てのレッスンがリモートで可能になり、残りの人生は好きなところに住んで好きな仕事をすることに。2024年夏に奈良に転居し、自分の記録として、また多くの人に奈良の魅力を知ってもらいたくChrononaut Naraを立ち上げる。

現在は奈良と東京の2拠点で活動中。奈良8割、東京2割。
推しは、藤原不比等と聖武天皇と早良親王。。。書いているときりがない。