麗しの大日如来三体 その3  浄瑠璃寺 潅頂堂

年に一度、1月8日~10日だけ公開される浄瑠璃寺灌頂堂の秘仏、大日如来様を拝みに行ってきました。奈良から15分ほどの木津川あたりには穏やかな丘陵に囲まれた田園風景がまだまだ残っていて、とても好きなエリアです。

お池には薄氷が張っていました

お目当ての大日如来様は灌頂堂という小さなお堂に静かに座られていて、繊細な雰囲気がとっても美しい仏様です。円成寺や半蔵門ミュージアムの大日如来坐像にとても近い印象を持ちましたが、こちらはその小ぶりなお姿に加えて漆や金箔はほとんど落ちていて、逆にそこに身近な印象を持ちました。図々しくも「こんな美しい仏様がうちに欲しい、、、」と思った私は煩悩まみれです😆

平安時代末から鎌倉時代初頭の慶派の仏師の作と考えられているようです。

お姿が素晴らしくて暫くお堂に座っていました。いろいろな事情で指定を全く受けていない仏様ですが、次々とお詣りの方がいらしては熱心に拝観されていました。

お寺で求めた大日如来様のお写真

この灌頂堂はお寺の記載によると慶安5年(1652年)の建立だそうです。灌頂とは密教における受戒、心理を授けてもらう儀式を指しますので浄瑠璃寺でもかつてはその儀式が行われていたのでしょう。この灌頂の儀式の本尊であったと思われる不動明王像は今は本堂の中、九体阿弥陀仏の北側に祀られています。

帰り道、参道の途中でお漬物を売っている無人スタンドを発見。美味しそうなので購入しました。この辺りの農家さんのものかしら。お堂で小銭を使い果たした私は千円札しか無かったので小さいとはいえ10袋買うことに🤣誰かへのお土産にします。

無人スタンドのお漬物は美味しかったです!

この寒波でお堂の中はどちらも脚が痺れるほど寒く、昔の人の厳しい暮らしが偲ばれました。

この記事を書いた人

Chrononaut M

慶應義塾大学文学部史学科卒、コロンビア大学ティーチャーズカレッジ英語教授法(TESOL) 修士。Q-Leap株式会社 取締役
2024年に東京から奈良に転居。

外資2社に計10年ほど勤務。その間Chicago、NY、Geneveに計4年駐在。結婚と子育てで一旦仕事を離れ、10年間の専業主婦時代を過ごす。3人の子育て中に再度社会に戻るために本格的に英語をやり直し、2011年にコロンビア大学ティーチャーズカレッジでTESOLを取得、

2014年にビジネス英語研修会社 Q-Leap を愛場吉子と共同設立。企業のエクゼクティブ担当として数多くのプライベートレッスンを現在も手がけている。Q-Leapは今年設立10年を迎えた。「明日の日本代表に真の英語力を!」がスローガン。

コロナ禍にほぼ全てのレッスンがリモートで可能になり、残りの人生は好きなところに住んで好きな仕事をすることに。2024年夏に奈良に転居し、自分の記録として、また多くの人に奈良の魅力を知ってもらいたくChrononaut Naraを立ち上げる。

現在は奈良と東京の2拠点で活動中。奈良8割、東京2割。
推しは、藤原不比等と聖武天皇と早良親王。。。書いているときりがない。